都内在住現役OLの徒然日記

東京嫌いで広島に移住した旅行が大好きなOLの日記

2019年世界の旅行業界動向について

こんにちは、広島在住現役OLです。
今週も一週間お疲れさまでした!あともう少し頑張れば年末年始。

何かと忙しい時期ですが、頑張っていきたいデス。

さて、私は観光業界でPRやマーケティングに携わっている関係で日々国内外の観光に関する情報収集を行っています。本日は「2019年の世界の観光業界の動向」について紹介したいなと思います。

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富裕層向け大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)」が毎年発表する「世界で最も魅力的な都市(Best Cities in the World)ランキング」で2018年東京と京都が1位、2位を独占したニュースを目にした方、多いのではないでしょうか。

www.cntraveler.com

これだけ海外から興味・関心を集めている魅力的な日本ですが、世界の観光業界はもっと進んでいます。

せっかく、オリンピックやラグビーW杯、大阪万博と世界的に認知度のある国際イベントが立て続けに開催されるので、先進的な取り組みをしている海外の例や世界水準でのトレンドをいち早くつかみ効率的に活かしていきたいところです。

さて本題です。

 

1, ビジネス旅行+レジャーの「ブレジャー」需要拡大

Bleisure = Business x Leisureを掛け合わせた新しい旅行者セグメント。
日本でも昨年あたりからこの言葉を取り上げるメディアがちらほら現れたように感じますが、世界では大きな需要を拡大しつつあると言われています。

www.travelvoice.jp

「出張の多いビジネスパーソンにとって仕事と旅行の境目が曖昧になってきている」のではないでしょうか。

日本でもコワーキングスペースや、リモートワークなど「時間や場所に縛られずに働くライフスタイル」が一種のトレンドになっています。

インターネットがあれば、世界中どこでも働ける、そんな時代が訪れるのです。
また、出張先で普段思いつかないようなインスピレーションを得たり、新たなアイディアを思いつく可能性だってあるはず。

拡大する需要を、今後旅行業界がどのようにストレスなく、快適な出張となるようにサポートしていけるかが重要なキーとなりそうです。

www.bbc.com

 

2, シェアリングエコノミーの市場規模拡大

物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み。

kotobank.jp

旅行業界に関係のありそうなサービスといえば、
AirBnB
UBER/UBER EATS

など他多数挙げられると思います。

インターネット上で注文から決済までできるサービスが多いので、現地語を話せない旅行者にとっても心強いサービスになっていくでしょう。

また、世界各地でみられるタクシーのぼったくりや誘拐事件などを防ぐ対策にも活用できるかもしれません。

inboundnow.jp

 

この流れが2019年も引き続き加速していくのではないでしょうか。

ちなみに、空港や会議場、大型商業施設、オフィスなどの空きスペースを簡易ホテルに利用しようとしているスタートアップ企業も現れています。

www.thrillist.com

これ面白いですね〜日本にも導入してほしい!

 

3, 環境に優しいホテル「エコホテル」の増加

アメリカの大手コーヒーチェーン「スターバックス」がプラスチック製使い捨てストローを2020年までに完全廃止する、というニュースに驚いた方も多いのではないでしょうか。

diamond.jp

旅先で利用するスーパーマーケットで、レジ袋が有料なのも「持続可能な環境の整備」に企業が力を注いでいるからです。

このトレンドが観光業界にも影響を与えています。

フランス・パリを本拠に世界規模で展開する大手ホテルチェーンのアコーホテルズ (AccorHotels) グループは、コーポレートサイトの中で環境に優しい配慮をしていくことを宣言しています。

www.greenhotelier.org

サステイナブルな取り組みをしているということが企業のアピールポイントにもなるので、世界中の多くのホテルは環境問題に対して関心を寄せているのでしょう。

さらに、世界の旅慣れた旅行者の多くもこのように環境にしっかり配慮したホテルに滞在したいと思うはずです。

ただ、日本では環境に気を使うホテルは少ない印象。
これから増えていくといいなと思います。

 

今日は長くなってしまいました。
また明日:)